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1. 自撃漏

1434年(世宗16年)、当時の科学者、蔣英実や李蕆、金銚らが世宗大王の命を受けて作った水時計です。流れる水の浮力を使って、時、分、秒に合わせて自動的に鐘や太鼓、銅鑼などを鳴らし時間を知らせる仕組みです。

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2. 訓民正音

世宗大王が作ったハングルを「訓民正音」といいます。世宗大王は、漢文だけでは民がまともに読み書きできないことを残念に思い、だれでも簡単に覚えられる文字「訓民正音」を作りました。

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3. 渾天儀

渾天儀は、太陽や月、星の動きと位置を測定して時間を表示する天文時計です。 1433年、鄭麟趾や李蕆、蔣英実が世宗大王の命を受けて作りました。

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4. 訓練大将

訓練大将は朝鮮時代後期の中央軍営である訓練都監の最も位の高い武官で、位階は従二品でした。訓練都監は首都の漢陽を守る軍隊の中で規模が最も大きく、高度に訓練された精鋭兵で構成されていました。

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5. 御営大将

御営大将は壬申倭乱(文禄慶長の役)の後に新しく設置された三軍門の一つ、御営庁を指揮した武官で、位階は従二品です。御営庁とは、健康な男子260人を募集して射撃技を教え、彼らを御営軍と呼んだことから付けられた名前です。

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6. 禁衛大将

朝鮮時代後期の五軍営の一つ、禁衛営の最高指揮官で、禁将とも呼ばれました。位階は従二品です。初めは、兵曹判書がこの任務を兼ねていましたが、1754年(英祖王30年)に禁衛大将が新しく設けられました。

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7. 提灯を持った女官

夜道を照らす携帯用の照明器具、提灯は、中にロウソクを立てて使う「チョロン」と、油皿を入れて使う「燈龍」に分けられます。暗い夜、王が外出する際には内侍が、王妃が外出する際には女官が提灯で夜道を照らしました。

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8. 宗廟祭礼楽

朝鮮王朝時代の王や王妃の位牌を祀った宗廟(祠堂で祭祀を行う際に演奏された音楽のことです。韓国では1964年12月7日に重要無形文化財第1号に指定され、2001年5月18日にはユネスコの世界無形文化遺産に登録されました。